アドセンスブログを実践する上で、広告のクリック率を上げたいと思ったことはありませんか?
クリック率が2倍になれば収益も2倍になるので、できるだけ高い方が嬉しいですよね。
そこで今回は、クリック率の確認方法や目安についてまとめました。
そもそも、アドセンス広告のクリック率とは?
クリック率という言葉はよく聞くけど、具体的な意味はわからない!
…という人が多いと思うので、まずは意味から確認していきましょう。
クリック率には2種類あります
アドセンス広告のクリック率には、次の2種類あります。
- クリック率
- ページCTR
この2つはそれぞれ計算方法が違い、数字が高いのはページCTRの方です。
例を出すと、数値にはこれくらいの差が出ます。
- クリック率=0.5%
- ページCTR=2.3%
ページCTRを目安にしよう
では、一般的に使われる「クリック率」とはどっちの事なのか?
これは「ページCTR」のことを指します。
アドセンスの管理画面には「クリック率」という項目がありますが、こちらは見なくても大丈夫です。ページCTRの方を確認しましょう。
クリック率とページCTRの違いは?
クリック率とページCTR。
どちらも広告がクリックされた割合をパーセントで表した数字ですが、それぞれ計算方法が違います。
この章では、それぞれの意味を簡単にまとめました。
ページCTRの意味
ページCTRとは、アドセンス広告がクリックされた回数をPV(ページが表示された回数)で割ったものです。
- ページCTR=アドセンス広告のクリック数÷ページビュー数
例えば、1000pvで広告が10回クリックされた場合の計算式は
10÷1000=0.01
になりますよね?
この場合、ページCTRは1%となります。
クリック率は、広告のクリック数を表示回数で割った値です。クリック数 ÷ 表示回数 = クリック率(CTR)の式で表され、たとえば表示回数が 1,000 回でクリック数が 5 回の場合、クリック率は 0.5% となります。
引用元:https://support.google.com/adwords/answer/2615875?hl=ja
クリック率の意味
一方クリック率は、下の計算式で出します。
- クリック率=アドセンス広告のクリック数÷アドセンス広告の表示回数
クリック率は分母が大きいため、ページCTRよりも数値が低くなります。
数値が高いほど稼げる
アドセンスブログで稼ぐ場合、ページCTRは高い方がいいです。
例えばブログのアクセス数(訪問者数)が1万PVの場合、クリック率が1%と2%の時を比べると、こんなにも差が出ます。
- 1万PV×1%×30円=3000円
- 1万PV×2%×30円=6000円
収益が2倍になっていますよね。
このようにページCTRが高ければ効率よく収益を上げる事ができます。
では、ページCTRはどうやって確認するのでしょうか?次の章では、確認方法について解説していきます。
関連:なぜアドセンス広告は「初心者ブロガー向け」と言われるのか?
ブログのページCTRを確認する方法
ページCTRは、グーグルアドセンスの管理画面で確認することができます。
確認する方法を下にまとめたので、チェックしてみましょう。
- ホーム画面の左側にある「レポート」を選択
- デフォルトのレポートが表示されます
- ページの上側に「概要・クリック数・再生回数…」と書かれたタブがあります。一番右側の「カスタム」を選択しましょう
- ページCTRが表示されます
画面の上側に、ページCTRと書かれた項目が表示されます。
目安はどれくらい?
ページCTRの目安ですが、ブログのジャンルによって違います。
特化型であれば、ページCTRは2~4%くらいが平均でしょう。
- 特化型ブログ:2~4%
- 雑多ブログ:1.5~2%
雑多ブログに比べれば、特化型の方が数値は高めです。
Googleの規約上、正確なデータは公表できませんが…上記くらいのページCTRなら平均だと思ってくださいね。
ただし、この2~4%という数字はあくまで平均値。
ブログのジャンルによっては目安を下回ることもあります。
例えばゲーム系だと、ページCTR・クリック率は低くなりがち。
ジャンルによってページCTRに2倍以上差がつくこともあるので、ジャンル決めの時はご注意を!
余談ですが、特化型ブログだとリピーターが多いほどページCTRが下がるという弱点があります。
これは何故かというと、ブログに再訪問してくれる人は広告の位置を覚えるためです。
次にきた時は広告をスルーするので、クリックしない可能性が高くなるワケですね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。